平清水焼 青龍窯

〒990-2401 山形県山形市平清水50-1 
営業時間>9:00-18:00 第二・第四火曜定休
青龍窯について


平清水焼とは

 平清水焼は山形市の東南、全山を松の木で覆われた千歳山の南麗に位置する平清水で興りました。 文化年間(1804~1818年)に同村の人丹羽治左衛門が他の土地から陶工を招き、千歳山の土をもって窯業を行ったのが始まりとされています。最盛期は30軒を超す窯元が存在しましたが、現在は青龍窯と七右衛門窯の2軒のみとなっています。


青龍窯のあゆみ

 丹羽治左衛門の流れを汲む青龍窯は、明治初期に丹羽𠀋助を初代に開窯しました。
 時代の変化の中で、磁器・陶器を造りつづける事で、昭和20年、3代目丹羽龍之介が窯主であった時代、千歳山の原土に含まれている鉄分を活かした青瓷(青磁)を創り出ました。それまで敬遠されていた鉄分をあえて活かすことで、まるで梨の表面の様な風合いが生まれ、「梨青瓷(なしせいじ)」と名付けました。その後、梨青瓷は昭和33年のブリュッセル万博にてグランプリを受賞することができました。

伝統を受け継いだ4代目丹羽良知(りょうち)は新たに、春の山々に残る雪風景をイメージした「残雪(ざんせつ)」等を創り出し、更なる自由な釉調と土味を活かした焼き物を目指しました。
また良知は、青龍窯の窯主であると同時に陶芸家として自身の作家活動へも力を入れており「振分」や「線紋」等の独自の世界を土に表現し、晩年まで数々の作品を発表してまいりました。

現在は、5代目である丹羽龍平が窯主としてその後を継ぎ、地元山形の魅力を伝えるべく地元の原土を用い、普段使いからご贈答品まで様々な商品を作るべく精進しております。


   



特  色

地元の原土を用い、主に轆轤(ろくろ)成形による手作業によって製造を行っております。 釉薬は山形の雪景色を思わせる白色の《残雪》と、原土の鉄分を活かし梨地の様な風合いに仕上げた《梨青瓷》を特徴としております。 (写真/上:残雪 下:梨青瓷)※現在梨青瓷の生産を一時中止しております。再開時にはウェブサイトにてお知らせします。 ho111 ho121